PTやOTの評価実習(臨床実習)で睡眠時間が減ってしまうことはありませんか。
実習中に睡眠時間を確保するために行うべき5つのポイントをご紹介します。
リハビリ業界に限らず、他の業界でもレポート提出前は睡眠時間が減りますよね。
私も仕事で書類を提出したり、症例検討や勉強会で資料を作りますが、やはり睡眠時間は減ることがあります。
効率よく短時間でできてしまえばいいのですが、すべての人ができるわけでもありません。
1日の限られた時間の中で作成するためには、なにかを削らないといけないのは必然的です。
そこで多くの学生さんは睡眠時間の短縮を選択しますが、睡眠時間以外に時間を短縮をさせる方法があります。
それでは睡眠時間を確保するための3つのポイントをご紹介します。
睡眠時間が減ることによる影響とは?
睡眠時間が減るとどんな影響が起こると思いますか。
〜睡眠不足による悪影響〜
○日中の眠気の出現
○集中力の低下
○情報処理能力の低下
などなど
このように多くの影響が身体に出てきます。
これに関しては、みなさんもよくご存知ですよね。
集中力が低下すると、見学中に眠くなり内容が頭に入ってこなかったり、バイザーに悪い印象を持たれてしまいます。
さらに見学中に居眠りをしてしまうと…。
寝不足だと帰宅後も頭が回らず、レポートやデイリーの作業効率が落ち、さらに睡眠時間が減るといった悪循環に陥ります。
このように睡眠時間が減ることで負のスパイラルに陥ってしまうため、うまく工夫して睡眠時間を確保する必要があります。
睡眠時間を確保する方法とは?
睡眠時間を確保するポイントとして、事前準備をしっかりとしておきましょう。
〜事前準備のポイント〜
[icon image=”point1-1-g”]実習地先のホームページを確認する
[icon image=”point1-2-g”]同じ実習地に行った先輩に聞く
[icon image=”point1-3-g”]ケースになりそうな疾患を予測する
[icon image=”point1-4-g”]提出課題として、事前準備したものを利用する
[icon image=”point1-5-g”]事前準備しておくことで時短になる
このように事前にある程度予測し、準備しておきましょう。
実習地先のホームページを確認する
実習先のホームページをみることで、どんな領域に力を入れている医療機関なのかわかります。
例えば、診療科や年間の手術件数、施設基準などです。
施設基準で“運動器リハビリテーション料”や“脳血管疾患リハビリテーション料”などがあります。
この施設基準を取得している領域に関しては、一定以上にリハビリを提供している可能性があるため、事前に準備をしておくとよいでしょう。
同じ実習地に行った先輩に聞く
同じ実習地に行ったことがある先輩がいるのであれば、情報を聞きましょう。
どんな疾患が多かったのか、評価を行う日数や評価時間などなど、聞けることはたくさん聞いておきましょう。
ケースになりそうな疾患を予測する
上記の2つをもとに、どんな疾患が多いのか、どんな疾患がケースになりそうなのか、ある程度予測することができます。
これを踏まえ、しっかりと事前に準備しておきましょう。
事前準備したものを利用する
レポートで時間がかかり他の提出物に時間がかけられないときは、事前に調べておいたことを利用し他の提出物として提出しましょう。
事前準備をすることで時短になる
事前に準備したものを利用することで、調べる手間が省け時短になります。
しかし事前に調べたものをそのまま提出するのではなく、内容はしっかりと把握して提出しましょう。
抜き打ちで提出物に関して質問されることがあるので、注意しましょう。
実習中に疑問に思ったことを調べたりするのはとても大事ですが、レポートなどで時間がないときに対応できるよう事前に調べてまとめておくと便利です。
実習の中でも忙しい時期とそうでない時期とで波があるため、優先順位を決め効率よく行いましょう。
事前準備をすることで睡眠時間も無理に削る必要がなくなり、結果としてよりよい実習になると思います。
まとめ
今回は実習中に睡眠時間を確保する方法についてご紹介してきました。
事前にしっかりと準備し、レポート等で忙しい時期に効率よく使うようにしましょう。
睡眠不足は作業効率を悪くし、負のスパイラルに陥ってしまいます。
よりよい実習にするためには、事前準備をしっかりとすることがポイントです。
学生のみなさん、しっかりと事前準備をしておきましょうね。