リハビリのゴール設定が的確にできる5つのポイントとは?理学療法士の学生必見!

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学生や若手セラピストの方はゴール設定で悩むことはありませんか。

5つのポイントを押さえるだけで、的確にゴール設定をすることができます。

 

ゴール設定はとても大切ですが、悩むことも多々ありますよね。

このゴール設定がズレてしまうと治療内容もズレ、適切な期間やルートで退院することができなくなってしまいます。

 

経験を重ねるごとでできてくる部分もありますが、今回ご紹介する5つのポイントを押さえるだけで、ゴール設定を的確にできるようになります。

 

今回は在宅復帰を目指したゴール設定についてご説明していきます。

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ゴール設定の仕方とは?

みなさんは、ゴール設定をどのように捉えていますか。

 

『ゴール設定=目標』と思う方が多いと思います。

その通りだと思います。

 

それでは『目標=◯◯』の◯◯は、なんでしょうか。

一度、考えみてください。 

 

セラピストによって色々な意見はあると思いますが、私の考えとしては『目標=在宅復帰条件』です。

つまり、『ゴール設定=在宅復帰条件』です。

 

[icon image=”point1-1-g”]ゴール設定=在宅復帰条件』

  

在宅復帰条件とは、自宅に退院できる条件のことです。

ここで注意しなければならないのが、『在宅復帰条件=HOPEではない』ということです。

HOPEは希望であり、在宅復帰条件とは違います。

 

[icon image=”point1-2-g”]『在宅復帰条件とHOPEは違う』

 

患者さんによっては高いレベルのHOPEをおっしゃる方もいらっしゃいます。

HOPEはとても大切な情報の一つです。

しかし、“自宅に退院できるレベル”と“HOPEのレベル”は異なることがあるため、よく見極める必要があります。

 

一つ例をあげましょう。

患者さんやご家族の希望は、『屋外杖歩行自立レベル』です。

しかし情報収集をしていくうちにご家族より、『屋内伝い歩き自立・トイレ自立』できれば自宅での受け入れが可能とのことです。

 

HOPEとしては屋外杖歩行自立だったとしても、自宅退院できるレベルが屋内伝い歩き自立、トイレ自立のため、入院中のゴールとしては後者となります。

ここでゴール設定を屋外杖歩行自立にしてしまうと、退院できるのに退院せず退院までの時期が延びてしまいます。

 

まずは退院できるレベルをゴールとし、それ以上の動作獲得に関しては後方支援を活用し目指していきます。

そのためにはしっかりと情報収取し、患者さんの身体機能も含め統合し考えていく必要があります。

 

学生さんには早い内容かもしれませんが、現在の国の動きとして在院日数(入院している日数)を短縮する動きが始まっています。

在院日数が長い医療機関は国からの評価が下がってしまい、評価されなくなる時代に入っています。

 

若手セラピストの方もあまり考えたことがないと思いますが、この部分もしっかりと考え取り組んでいくことが重要となります。

 

在宅復帰条件とは?

先ほどご紹介したように在宅復帰条件とは、退院できる条件です。

ご本人に聴取してもいいですが、ご家族などのキーパーソンへの情報収集がかなり重要となります。

 

在宅復帰条件を決めるキーポイントをいくつかご紹介します。

 

〜キーポイント〜

・入院前のADL状況

・家族構成

・家屋環境

・日中の過ごし方(独居時間など)

・介護保険の有無   

     などなど

このような情報を収集し、統合してゴールを設定します。

 

同じ身体機能の患者さんがいたとしても、『日中独居あり』と『日中独居なし』では、獲得すべき動作が違ってくるためゴール設定も異なります。

どういうことかわかりますか。

 

独居では一人でADLを行わなければならないため、多くのケースではADL自立が必須となります。

しかし独居でなくご家族が介助してくれる場合は、ADL介助レベルでも退院が可能となります。

 

このように同じ身体機能だったとしても、ご家族などの状況によって退院できる条件が異なります。

この条件が在宅復帰条件であり、リハビリのゴールでもあります。

 

ゴール設定するには、患者さんのHOPEや身体機能以外にも、ご家族などのバックグラウンドまでしっかりと情報を得て設定する必要があります。

 

[icon image=”point1-3-g”]『在宅復帰条件はバックグラウンドも含め考えることが大切』

 

患者さんをイメージして考える

情報収集以外にもう一つ重要なことがあります。

 

それは患者さんになった気持ちで自宅での生活をイメージすることです。

ポイントは患者さんの身体機能をしっかりとイメージすることです。

 

〜イメージ方法〜

まず病院から自宅まで帰るところからイメージを始めます。

・車から降りて玄関まで行けるか

・玄関前の段差を上がれるのか

・靴を脱いで上がり框を登れるのか

・トイレやお風呂は行けるのか

・寝るところまで移動はできるのか

     などなど

朝から晩までの患者さんの行動を一つ一つイメージし、行えるかどうかチェックすることがポイントです。

 

いかにリアルに想像するかは、家屋環境の把握や患者さんの身体機能の把握がしっかりとできていることがポイントです。 

イメージして不安要素がある部分は、実際に評価をしっかりとし動作の獲得を目指しましょう。

 

[icon image=”point1-4-g”]『患者さんになりきって生活をイメージする』

 

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まとめ

ゴール設定をするには、在宅復帰条件をしっかりと把握することが大切です。

そのためには、さまざまなバックグラウンドまで情報収取しなければなりません。

 

ゴール設定がズレてしまうと治療内容もズレてしまうため、しっかりとゴール設定できるように考えていきましょうね。

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