理学療法や作業療法の実習前に電話をかける際に、必ず聞くべき項目や注意すべき4つのポイントをご紹介します。
聞き忘れで再度電話をかけないように必ず確認しましょう。
実習前の電話はとても緊張しますよね。
私にもよく学生さんから電話がきますが、とても緊張しています。
緊張して聞き忘れがないように、事前に聞く項目を準備しておくことがポイントです。
それでは必ず聞くべき項目や、電話をかけるときの注意点についてご紹介しましょう。
電話をかける際の注意点
電話をかける際に注意すべきポイントは以下の4つです。
〜4つの注意点〜
◯話し方に気をつける
◯聞く項目をメモしておく
◯電話をかける時間帯
◯電話を切るタイミング
話し方に注意
電話は顔が見えないため、話し方や声のトーンが重要です。
しっかりと敬語を使い、社会人として話し方に気をつけましょう。
質問する際も語尾をしっかりとし、質問は明確にしましょうね。
メモをしておく
バイザーとの電話はとても緊張します。
テンパって質問内容を忘れないように、事前にメモしておきましょう。
また緊張のあまりに電話の内容を忘れてしまう学生さんもいるため、聞いた内容をメモに残しておくこともオススメします。
電話をかけるタイミング
電話をかけるタイミングは細心の注意を払いましょう。
もしリハビリ介入中の時間に電話をかけてしまうと、バイザーのみならず患者さんへもご迷惑をかけてしまいます。
基本的には昼休みを狙って電話をかけるとよいでしょう。
では昼休みの時間をどう確認すればいいのでしょうか。
一つは、バイザー会議のときに何時頃電話をかければよいのか確認しておきます。
バイザー会議で確認し忘れてしまった場合は、同じ実習地に行った先輩に聞いたり、ホームページから診療時間を確認しそれ以外の時間に電話をしましょう。
電話を切るタイミング
電話は必ずバイザーが切ってから切るようにしましょう。
こちらから先に電話を切ると失礼にあたります。
普段あまり電話をしない学生さんは特に注意しましょうね。
必ず確認すべき項目
実習先に電話をかけた際に、どんなことを確認していますか。
先輩から、聞く内容をなんとなく教えてもらい電話していませんか。
確認すべき項目はこちらです。
〜確認すべき項目〜
◯実習初日に行く時間や場所について
◯持ち物
△服装
△昼食
◯その他
初日の時間や場所について
これは必ず確認しましょう。
初日に行く時間を確認し、その時間より10分は余裕を持って行動しましょう。
また集合場所も忘れず確認します。
ここで一つ注意が必要です。
バイザーから『受付にきてください』と言われることがあります。
このときは要注意です。
必ずどこの受付なのか確認しましょう。
リハビリ室の受付なのか、病院や施設の受付なのか、同じ病院内でも受付はいくつもあるため必ず確認しておきましょう。
持ち物
初日の持ち物を確認しましょう。
ケーシーや靴、評価道具、昼食を持っていくのは当たり前ですが、他にも持ち物があるか確認をします。
昼食について
これは必ず聞くべき内容ではありませんが、心配な方は聞いてもよいでしょう。
基本的には昼食は持っていく形で話をした方がよいと思います。
バイザーから食堂を利用してよいと言われることもありますが、初日は持参した方がよいでしょう。
他にも実習生がいることがあり、昼食時は情報交換できる場であるため有効に使いましょう。
他の学生の動きを把握するためにも、食堂の利用は後日に検討でもいいと思います。
服装について
基本的に初日はスーツでいくため、確認しなくてもいいと思います。
服装確認した際に『服装はなんでもいいよ』と言われることもありますが、社会人としてスーツで行くべきでしょう。
言葉の裏の意味をしっかりと捉え、対応をしましょう。
二日目以降の服装に関しては、初日の終わりに確認してよいでしょう。
その他について
最後にバイザー側から何か指示があるか確認しましょう。
特に指示がなければ、実習でお世話になるお願いの一言を伝え電話を終了します。
まとめ
今回は実習前の電話のかけ方や確認内容についてご紹介しました。
確認忘れがないように事前準備をし、社会人として失礼のないようにしましょう。
バイザーとの電話は緊張すると思いますが、頑張りましょうね。