評価や治療前の患者説明で必ず知っておくべき3つのポイントとは?【理学療法/作業療法 実習】

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実習で評価前や治療前に、患者さんへしっかりと説明やオリエンテーションをできていますか。

今回は必ず知っておくべき患者さんへの説明やオリエンテーションの3つのポイントをご紹介します。

 

説明やオリエンテーションは患者さんの能力を引き出すために、とても重要なスキルです。

しかし学生や若手セラピストはあまり説明やオリエンテーションについて考えておらず、評価方法や手技に目が行きがちです。

今回は説明やオリエンテーションの3つのポイントについてご説明しましょう。

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なぜ評価・治療前の説明は重要なのか?

評価や治療に限らず、何をするにも初めに必ず説明やオリエンテーションを行いますよね。

説明やオリエンテーションの仕方次第で、その後の結果に差が生じてしまいます。

 

説明やオリエンテーションで最低限おさえるべき3つのポイントはこちらです。

〜3つの目的〜

①パフォーマンスを上げる

②認知面の評価

③信頼関係の構築

 

パフォーマンスを上げる

説明やオリエンテーションの仕方で、運動のパフォーマンスが変わります。

 

みなさんも経験があると思いますが、やり方がわからないとうまく動けませんよね。

説明やオリエンテーションをしっかり行い、運動方法を理解していただくことで正確に評価を行うことができます。

 

評価をするにも、治療をするにも、まずは運動の方法を理解してもらうことがポイントです。

特に高齢の場合、動かし方を理解するのが難しい方が多いです。

このような方に、どのように伝えていくのか工夫することが大切です。

 

この他でも同じ動作の示指を出しても、ヒトそれぞれ受け取り方は違います。

例えば、坐位の状態で『足を持ち上げましょう』と示指したとします。

ある方は股関節屈曲により足を持ち上げ、ある方は膝伸展により膝下を持ち上げます。

 

このようにヒトそれぞれ受け取り方が違うため、その方に合った言葉や表現を選択し伝えることが大切です。

 

うまく示指が伝わらなかった方でも、言葉を少し変えるだけで伝わることはたくさんあります。

いろいろな言葉を使い、工夫して行いましょう。

 

認知面のスクリーニング

認知面の評価も合わせて行いましょう。

運動示指理解ができているのか、できていないのかで評価結果が変わります。

 

膝伸展筋力の評価を例に上げましょう。

徒手抵抗に対して膝伸展位を保持することができればMMT4もしくは5ですよね。

 

伸展保持ができない理由を2つ上げましょう。

一つは筋力が足らない、もう一つは徒手抵抗に対して伸展位で保持するという運動の理解ができていない。

 

このように膝伸展位での保持ができない現象は同じであっても、原因がまったく違います。

筋力に対して治療するのか、それ以外の問題に対して治療をするのか、しっかりと見極めることが重要です。

 

認知面の低下が疑われる方に関しては、さらに詳しい認知面評価を行っていくとよいでしょう。 

認知面の評価は簡易式長谷川やMMSEなどがあります。

 

信頼関係の構築

説明やオリエンテーションをしながら、コミュニケーションを取り信頼関係を築くことが大切です。

学生さんに限ったことではないですが、コミュニケーションがしっかりできていないと患者さんは不安になります。

説明やオリエンテーションの時点で、患者さんが不安になっていたらどうなるか考えてみてください。

 

例えば、全身が過緊張状態となり正確な関節可動域測定ができないなどの状態になります。

信頼関係が築けないと評価のみならず治療へも影響を及ぼす為、評価前の説明やオリエンテーションからしっかりとコミュニケーションを取ることがポイントです。

 

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まとめ

今回は評価前の説明やオリエンテーションについてご紹介してきました。

価前の説明やオリエンテーションがしっかりとできていないと患者さんは不安になり、最大限の力を発揮することができません。

 

説明やオリエンテーションからはさまざまなことを評価でき、また患者さんとコミュニケーションを取るいい時間のため、しっかりと行えるようにしましょうね。

 

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